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トコトコ農園通信

2014年4月5日 更新

ブルーベリー栽培に初挑戦


トコトコ農園では毎年2月にその年の栽培作物を決めるために、全会員が集まって作付け会議を開きます。


今年の作りたい作物の中に、ブルーベリーというのがありました。これまでトコトコ農園では、野菜しか栽培してきませんでしたし、それが当たり前という気持ちがありましたので、果樹を採り上げることについては一抹の不安がありました。


それでも、少し調べてみると、ブルーベリーは果樹の中でも栽培が比較的容易で害虫の被害も野菜に比べ少ないことがわかり、しかも、おいしい果物というだけではなくアントシアニンが豊富に含まれる健康食品ということで、早速、挑戦してみることになりました。アントシアニンは特に目によいコラーゲンで、中高年世代には欠かせない成分です。


ブルーベリーの品種にはハイブッシュとラビットアイがありますが、比較的栽培が簡単なラビットアイを中心に栽培することにしました。ラビットアイの名前の由来は、実が熟す前にうさぎの目のように赤くなるので、そう呼ばれているそうです。


幸いにも、会員のTさんの知り合いが、東久留米で大規模なブルーベリー農園を経営していて、その農園から2〜3年物のティフブルーの苗木12本を頂くことができました。ブルーベリーは違う品種を植えると実の付きが良くなると聞き、趣味でブルーベリー栽培をしている会員のMさんから、フェスティバルの苗木4本とノビリスの苗木1本を頂きました。


苗木の手配の次は、土作りです。

ブルーベリーは酸性の土壌でないと育ちが悪くなるので、まずはピートモスをネット購入しました。ところが、自宅に届いたピートモスの袋には何やらドイツ語が書かれているらしい。勝手にカナダ産と思い込んでいましたが、実は購入したのはバルト三国のラトビア産でした。でも品質は上々で、結果オーライ。


ピートモスのサイズは慣例的に生産地の容積単位を使ってきたため、キュービックフィートという単位を用いて表します。これは立方feetのことです。購入したものは6キュービックフィートで、容積は約170リットルになります。これを畑に運ぼうとしたところ、重いこと重いこと。50〜60kgはありそう、プロの宅配業者の凄さが身に沁みて分かります(小生も還暦を過ぎ体力が少し落ちたかな?)。仕方なく転がすようにして車に載せて畑へ運搬。


ピートモス6・鹿沼土2・腐葉土2の割合で用土を準備し、苗1本にバケツ1杯の用土を使い、根が入る穴を掘って肥料とともに植付け、さらにその上にチップを敷き詰めました。あとは、順調に育つのを見守るだけ。今年の収穫は見込めませんが、来年は皆でブルーベリー狩りができれば最高です。


さらにラッキーなことに、トコトコ農園のある所沢市主催のブルーベリー講習会がたまたま市内のJAで開かれるということで、会員5名で講習を受けることができました。講師は日本ブルーベリー協会会長・石川駿二先生で、栽培の基礎技術講義、及び、剪定の基本実技を学ぶことができました。ブルーベリーは野菜とは違う栽培方法の習得が必要ですので、大変よい勉強になりました。


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メール:support@ganbare-nougyoujin.org
ブログ:畑にそよぐ風(http://nougyoujin.blog.so-net.ne.jp/