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田舎暮らしのポイント

第7回 後顧の憂い


 <第3回田舎物件情報>で東急リロケーションの<生き活きシニア・安心システム>をとりあげました。今回はこのシステムについて少し詳しい情報をお知らせします。

 田舎移住は定住にせよ半定住にせよ、永年住みなれた土地を離れ、家族の思い出が詰まった家を手放すわけですから、それなりの覚悟とエネルギーを必要とします。

 本来、楽しみにしていた田舎暮らしなのに、家の売却により退路を絶つといった悲壮な覚悟は個人的にはあまり感心しません。なぜなら、移住前の田舎暮らしのいいイメージが崩れた時、そのギャップが大きくなりすぎるからです。

 もっと自然体で田舎暮らしを考えたほうがうまくいくと思います。家を人に貸して、家賃収入を田舎暮らしの足しにするくらい、ちゃっかり割り切って考えたほうがベターでしょう。

 東急リロケーション(以下、東急Rと略します)では貸し主と東急Rが転貸契約を結び、借主と東急Rが定期借家建物賃貸借契約(原則として3年以上)を結ぶシステムを採っています。つまり貸主と借主間の直接的な契約ではなく東急Rが個々に契約をするため、貸主と借主の双方が直接的な契約条件やトラブル処理から解放される便利な制度です。

 ただ貸主にとって心配な点は三つ。

 一つは家賃不払いのトラブル。ニつめは契約終了後に居座らわれるトラブル。三つめは借主が丁寧に使ってくれるかという心配です。

 第一の家賃不払いは、「滞納保証」によりその期間の家賃を東急Rが負担します。そのために東急Rは借主資格条件を高めに設けて、借主の事前審査を徹底して行っています。

 第二のトラブルも同様で、借主への交渉と退去に伴う法的措置も含め、東急Rの責任でトラブル解消にあたります。(実際のトラブル発生率は1%以下)その間、東急Rの「明渡し保証」により金銭的な保証等が受けられます。

 第三のトラブルは引き渡し前の家屋の状態を百〜二百枚の写真に残し、原状回復の交渉を東急Rが行い、貸主に引き渡します。

 このように田舎暮らしの成功条件は「後顧の憂い無く」住みなれた土地を離れられるかが、第一のポイントとなります。

 (留意点)

 この便利な<生き活きシニア・安心システム>の契約には、貸主負担による家のリフォームが前提条件となります。また貸主の家屋はいまのところ、東京・神奈川・埼玉・千葉に限定されています。

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