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2008年8月23日

第3回 雑草取りとはざ架け作り


 8月は全国各地で記録的な集中豪雨に見舞われました。

 豪雨の被害も心配されましたが、お米は何事もなかったように順調に育っていました。

 8月の「米つくり体験」3回目は前回取り残した雑草取りを引き続き行いました。

 同時に9月の稲刈り準備として鉄パイプを部材にしたはざ架けもつくりました。


 雑草が生い茂った休耕田は見た目にも醜悪です。かたや稲が整然と並んでいる田んぼは実に美しい。9月の稲刈りシーズンになれば黄金色に染まる田んぼが見られるはずです。美しさは倍加するでしょう。

 稲の背丈は大人の胸のあたり、小さな子供の頭の高さまでに達していました。

 そのため雑草取りは大人に任せ、子供たちは7月にグループに分かれて作った案山子を田んぼまで運ぶ仕事をしてもらいました。案山子は田んぼのなかの思い思いの場所に立てられ、親子が案山子を取り囲み記念撮影を楽しんでいました。

 案山子コンテストに出品した「がんばれ農業人」のグループからは2グループが入賞して賞状と副賞のお米、5kgがそれぞれに「新しい村」から贈呈されました。


 一方、出来上がったはざ架けはちょうど簡易の鉄棒によく似ています。遊びの天才の子供たちは、これを見逃すはずはありません。早速鉄棒に見たてて、棒に取り付き遊んでいます。


 前日の夜は雨でした。天候が心配されましたが、何とか曇天のまま無事作業は完了しました。あとは9月23日の稲刈りを待つばかりです。昼前に作業は終わりましたが、希望者は村内のブルーベリー畑で実を摘むことが出来ました。1パックつめ放題で300円とお得な価格です。ブルーベリーシーズンも今日で最後なので、摘み取りながら実の食べ放題特典つきで、おなかいっぱい食べることが出来ました。



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たびたびの豪雨にめげず、しっかり育った稲

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稲の高さは大人の胸くらい、小さな子供の頭が隠れてしまいます

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とってもとっても雑草は生えてくる

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案山子を田んぼに運ぶのは子供たちの仕事

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賞状と副賞お米5kgが「新しい村」から贈呈されました

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自分の作った案山子を思い思いの場所に立てる

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はざ架けは一転、子供の鉄棒遊びに変身

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案山子が点在する田んぼの風景

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食べながら摘んだ、ブルーベリー