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秋冬野菜で賑わいを取り戻した畑


 9月から10月にかけて種まきをした種類は13種類です。

 収穫時期をずらすために、同じ種類を1週間から2週間の間隔をあけて種まきしたのは「ホウレンソウ」、「コカブ」、「コマツナ」の3種類。


 「ホウレンソウ」はサカタの「リビエラ」という種類を9月27日、10月4日、10月18日に各1畝づつ播きました。「ホウレンソウ」は10月29日にも1,5畝播きましたが、これは近くの小学校に販売する目的で播いたものです。

 最も早く播いた9月27日分の「ホウレンソウ」は11月5日に間引き菜として収穫して、その日のうちにバター炒めで、食べてみました。


 「コマツナ」は9月27日、10月18日の2回に分けて、野原種苗の「あやか」を播き、9月27日分は「ホウレンソウ」よりいち早く、10月29日、11月5日の2回に分けて早々に収穫しました。一部はおひたしに、大半は油揚げを加え、ごま油で炒めて、塩、醤油をかけて一気に食べてしまいました。やはり採りたての葉ものはみずみずしくてとてもいい味です。


 「コカブ」はしろかもめという種類を9月24日、10月13日に、10月22日には長野県の在来種で「米山カブ」という種類を入手して種を播きました。11月5日現在、カブの白い部分が地上に顔を出し始めているので、そろそろ収穫時期です。


 13種類のうち残りの10種類を種まきした順番にあげると、

 9月17日

  「ハクサイ」1、5畝

 9月21日

  「ダイコン」(三浦1畝、冬自慢2畝)、

  「ブロッコリ」4畝、「キャベツ」2畝

 9月27日

  「レタス」0,5畝、「ミズナ」(早生天水・サカタ1畝)

 10月13日

  「キヌサヤ」(成駒三十日・タキイ1畝)

  「ニンニク」(青森・田子町在来種、1畝)

  「ルッコラ」(畑の片隅に少々)

 10月28日

  「ノラボウ」(東京・五日市、在来種を畑の隅に少々) 


 「ニンニク」は今回はじめて挑戦しましたが、収穫は1年後のため、畑の区画割りは里芋やネギと同じように端に植えました。「ニンニク」ほどではありませんが「キヌサヤ」も収穫の目安は半年後です。


 「ダイコン」、「ハクサイ」、「ブロッコリ」、「キャベツ」は大型ですが、葉もの野菜と同じように3ヶ月が収穫の目安です。これら大型の作物の成長スピードは、1週間で眼に見えてぐんぐん育っていく様子が頼もしく、かつ楽しみでもあります。

 「ダイコン」、「ハクサイ」は途中で間引きをしますが、この間引き菜もやわらかく、とても美味です。スーパーでは絶対手に入らない代物です。


 11月5日の作業日に「ハクサイ」のほかに「ニンジン」の間引き(3回目)をしました。

 かなり育っているものもあり、翌日、鍋料理の具財として食べてみましたが、甘さが強く、かつ柔らかいものでした。

 写真のように、「コマツナ」、「ミズナ」と「ニンジン」、「ホウレンソウ」の間引き菜、それと写真には載っていませんが、ネギ3本の収穫をしてきました。

 大き目の発泡スチロール製のとろ箱に入りきれないほどの量でした。


 これから年末から年明け早々まで、収穫時期をずらしながら、秋冬野菜がふんだんに収穫できるはずです。収穫物は鍋物にしてどんどん我が胃袋に収まることでしょう。


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9月17に播いたハクサイ、これから徐々に葉を巻いていきます。

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9月21日に播いたキャベツ

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9月21日にキャベツの隣に植えたブロッコリ

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9月21日に播いたダイコン

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9月24日に播いたコカブはそろそろ収穫まじか

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9月27日に播いたコマツナは早くも収穫する

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同じく9月27日に播いたミズナも収穫する

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7月16日に播いたニンジンは3度目の間引きをする

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間引き、収穫物でトロ箱がいっぱいになった