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アクセス急増の理由


■ 10月13日(月)の夜6時台のTBSのニュースで“東京の食材”をテーマにしたレポートが放映されていました。途中から何気なく見ていたら、見覚えのある顔と聞き覚えのある声と話し方に、はたと思い出しました。それは今年の7月28日号の特集「セレブな最先端農園と伝統農業の混在」で取り上げた、世田谷の「吉実園」の吉岡園主ご本人でした。

 詳しい内容は記事を再読していただくとして、この日を境に5日間ほど当サイトのアクセス件数が急増しました。

 さらに過去記事へのアクセス数の急増に関連しては同時期に、2007年10月6日号「米作り体験」第4回“稲刈り”のレポート記事にアクセスが集中しました。

 前号(2008年10月13日号)で第2回「米作り体験」の稲刈りの記事を掲載していたにもかかわらず、なぜか昨年の“稲刈り”の記事にアクセスが集中していたので、不思議に思いヤフーとグーグルで「稲刈り」ならびに「米作り体験」の二つのキーワードを入れてみました。

 「稲刈り」で検索するとヤフーでは3番目に、「米作り体験」で検索するとヤフー、グーグルともに5番目に昨年の第1回「米作り体験」の記事紹介がありました。(10月18日現在の時点)

 テレビと同様にネットの影響力の大きさもあらためて実感させられた次第です。


■ 当NPOは昨年末から「埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会」の設立に向けて発起人メンバーとして設立準備に参画してきましたが、このたび10月17日(金)に設立総会が開催され、正式に発足する運びとなりました。全国各県ではすでにグリーン・ツーリズムを推進する公的機関が組織され運営されていますが、なぜか埼玉県は同種の組織がこれまで作られることなく今に至ってきました。

 埼玉県はグリーン・ツーリズム推進のための組織化に関しては後発県でした。後発ゆえの差別化を意識したかどうかは定かではありませんが、「埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会」は民間が主体運営する全国的にも珍しい組織です。

 今回の協議会の組織化については、埼玉県庁の強力なバックアップを仰ぎましたが、これから先の運営は埼玉県内でグリーン・ツーリズムを実践してきた個人・団体・企業が中心となり会員を募り、会費を原資にして、グリーン・ツーリズムの推進活動を行うことになりました。

 首都圏内の4千万人の都市生活者に、統一的な情報をお届けし、埼玉県の自然や農山村を手軽に親しんでもらえるような活動を進めていきます。今後、「埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会」に関する情報は定期的にお知らせする方向で考えております。


編集後記

 先日、紅葉もそろそろ見ごろとなった片品高原に出かけてきました。

 5年前に片品に移住した、渋谷でフリーターをしていた自称、横浜の元コギャルみっちゃんことキリヤマ・ミチコさんと地元の有志がプロデュースした小さな小さなイベント、「カタカタ祭り」に参加するためです。

 快晴の空の下、赤ちゃんから70代まで120人もの人たちが集まり、都会の人も村の人も一体となった心温まる楽しい会となりました。

 ふとしたきっかけから、片品村に移り住み、炭焼きの手伝いや完全無農薬の野菜作りなどを通して、「素敵なお母さんになろう!」をテーマに、村の人が当たり前にしている生活、都会では経験できない人間らしい生活を実践。自分のようなお母さん予備軍を集め「グッドマザープロジェクト」という名の生活塾を立ち上げキリヤマさん。

 今回のイベントも都会からキリヤマさんの生活塾に訪れる若者たちが中心となった集まりですが、そこに片品村の老若男女も溶け込んで、新しいコミュニティの可能性を感じさせる楽しい会でした。キリヤマさんのブログ(片品生活塾)でキリヤマさんはこう述べています。「子供が笑顔でいられる環境をつくること。それには大人が笑顔でいられる。大人、つまり自分や周りの人々が楽しんで暮らせる環境をつくることだと思う」

 田舎暮らしや畑仕事にご関心のある方、思いついたときにでも彼女のブログでも楽しんでみてください。お勧めです。


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「吉実園」の吉岡園主

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「埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会」設立総会に来賓で挨拶された上田埼玉県知事