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トマトとキュウリの追肥ポイント


 今回は代表的夏野菜、トマトときゅうりの追肥に関する話です。

 追肥とは成長に伴って元肥の栄養が吸収されてしまい、その不足分を追加で補ってやることをいいます。

 追肥のポイントは使う肥料の種類、施肥のタイミング、ならびに回数、そして肥料をまく位置の4つです。

 追肥の基本ポイントに沿って、トマトとキュウリの追肥のやり方を説明します。

 トマトは今年、5畝に苗を植えました。

 そこで追肥は2畝が速効性の化成肥料を、残りの3畝は遅効性のぼかし肥を使用しました。肥料の違いによりどのような結果になるかを見るために、2種類の肥料を別々の畝に施してみました。

 トマトの追肥のタイミングは第一段花房(一番初めに実をつけたもの)の実がゴルフボール大になったところで第一回の追肥を施します。トマトは普通七段花房仕立てで育て、下から順次収穫していきます。追肥の回数は都合3〜4回行いますが、そのタイミングは奇数段の実がなる頃を目安に追肥すればよいでしょう。

 そして肥料をどの辺りにまくかといえば、常に伸びた根の先端辺りにまくようにします。

 根は成長とともに縦横に広がっていきます。したがって追肥は成長する根の先端を追いかけるように株元から離れた位置に施せばよいのです。

 トマトの根は横への広がりよりも縦、つまり地中深く伸びていきます。株元から20センチほど離れた両側に追肥を施していきます。根を傷めないように溝を浅めに掘って肥料を投入し、土を埋め戻します。

 一般的に根の先端の位置を割り出すには、葉の位置を目安にすればいいといわれています。つまり一番外側に広がった葉から仮に垂直に紐を降ろしたとき、紐が地面についたところに根の先端が伸びてきているのです。

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第3段花房まで実がなってきたトマト

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第1段目はすでに赤く色づいてきた

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大きさもかなりなもの