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多めに植えたジャガイモ


 ジャガイモは「肉じゃが」に代表される和風料理に、「カレー」や「シチュー」「ポテトサラダ」など洋風料理にも欠かせないオールマイティーな作物です。意外に思われるかもしれませんが、中国でもジャガイモを使った定番料理があります。ジャガイモをできるだけ細く切り、シャキシャキ感を残した炒め物です。塩、コショウ味のシンプルな庶民料理です。


 食材として手軽に使われるジャガイモの原産は南米、ペルーです。痩せた土地でも生育する手のかからない作物の一種です。

 3月8日、今年のジャガイモの作付けを行いました。事前に2月20日の時点で牡蠣ガラ石灰と鶏糞をまいて梳きこんでおきました。

 作付した面積は15畝で昨年に比べかなり多めです。


 今年のジャガイモの種類は男爵、男爵の別種、北あかりの3種類です。作業手順は以下の通りです。

  • ■ 用意した種芋の芽を確認し、芽を2つ以上残して種芋を2〜3等分に切り分ける。
  • ■ カットした種芋の表面に殺菌目的で灰をまぶす。
  • ■ 手動耕運機に穴掘り用のアタッチメントを装備して、浅めに土を掘る。
  • ■ カットした切り口を下にして株間30センチ、畝間を75センチくらいとり等間隔に植えていく。溝の深さは5センチを目安にする。
  • ■ 土をかぶせ軽く足で踏んで、さらに表土から3〜5センチくらいの高さに土をかぶせる。
  • ■ 葉ものようにマルチやトンネルをかける必要はない。

 植え付けから20〜25日には芽を出すので、3月下旬から4月はじめにかけて発芽の予定です。

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新しい種芋を取り出す

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芽を2つ以上残して種芋をカットする

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切り口に灰を塗る